動物の死後硬直は、想像より早く手足から腹部・頭部といった順番で広がっていきます。 亡くなったままの状態でそのままにしておくと、足がつっぱったまま硬直してしまい、棺や箱に納まらなくなる場合があります。
ペットがお亡くなりの場合、人のように病院での処置や納棺師による湯灌をするわけではありません。皆様の手でペットのからだをキレイにしてあげてください。
適度な箱(ダンボール箱など)に納め、保冷材などでからだを冷やしてあげてください。
死後硬直の後は、徐々に腐敗が始まります。その腐敗の進行を和らげるために保冷材等でからだを冷やします。
また、夏場は室温が上がりますので、エアコンで室温を下げていただいたり、冬場は暖房のきいていない部屋での安置をお勧めします。
※火葬の際はダンボール箱等から出しての火葬となります。
ここから火葬までの時、皆様が最愛のペットと過ごすことのできる最期の時間となります。今までの感謝、そして愛情をたっぷりと注いであげてください。
安置ができましたら、生前好きだった食べ物やお水、遊んでいたおもちゃなどをお供えしてあげてください。また、お家が仏式であれば、枕飾りを準備してお花や線香をお供えするのも良いでしょう。
火葬する際に入れることができるものは、「エサ・お菓子・生花・お手紙など」燃えるものに限ります。プラスチック・ゴム類・電池類等は有害物質の発生や爆発の危険があり、火葬することはできません。